最近、ChatGPTがまた進化しましたね!。 バージョン名は「ChatGPT 4o」。 この「o」がついたことで、さらに驚くべき機能が追加され、人間にますます近づいたと言われていますが、OpenAIの公開したデモ動画を見て、その凄さに度肝を抜かれたので、どうだったか書いてみます。 というか、見てもらった方が早いので、ぜひOpenAIのYouTubeを見て下さい! ただ、全部英語だし、一見あまりにも「普通」過ぎて何が凄いのか気付かない方も多いと思うので、いったんこの記事を読んでから見た方が分かりやすいかもです。 目次1. 最初、何しているか分からなかった1.1. 音声のリアルさ1.2. リアルタイムでのインタラクション1.3. 感情表現の向上1.4. ボケとツッコミの可能性2. ChatGPT 4oの新機能2.1. まとめ 最初、何しているか分からなかった デモ動画では、3人のOpenAIの人がトークショーの様な感じで話してて、ナレーターみたいな声だけの人がたまに喋っていました。 どんな風にChatGPTのデモをするんだろう? と思いながら見ていたんだけど、間も無く気づいた。 ナレーターみたいな声はChatGPTだったんです! 音声のリアルさ OpenAIの「人」の1人がスマホでChatGPTを起動して会話を始めました。 ChatGPTの声はまるで本物の人間が話しているかのような自然さで、コンピュータの声だと気づかないほど。 特に、感情を込めた抑揚やミュージカル風の読み上げなど、従来のAIにはなかった表現力が追加されています リアルタイムでのインタラクション 人間と人間の会話って、良くも悪くも相手の話しの途中に割り込んで話す場面ってよくありますよね。 今までのChatGPTはそういうわけにはいきませんでした。 ChatGPTが話し終わるのを待って、自分の話を始める必要がありました。 ChatGPT 4oでは、話の途中で質問を投げかけたり、指示を出したりすることが可能になっているようです。 人間同士の自然な会話により近い形でのコミュニケーションが実現しています。 これは地味ですが、すごい進化ですね。 感情表現の向上 ChatGPT 4oは感情を込めた抑揚やミュージカル風の読み上げなど、従来のAIにはなかった表現力が追加されています。 動画の中では、ChatGPTにある文章を読んでもらうんですが、OpenAIの人が 「もっと感情入れて!」 とか 「歌うようにして読んでみて」 など、無茶振りするのにも対応して、その通り読んでみせてます。 これ、かなり凄いことだと思います。 人間の感情に結びついた言葉での表現をChatGPTは習得したということですよね。 ボケとツッコミの可能性 さらに、ChatGPT 4oはユーモアのセンスも磨かれたみたいです。 まだ完全ではないようですが、冗談を言ったり、相手が言うことに適切に応じたりする能力が強化されたようです。 動画の中では、算数の計算の仕方をChatGPTに教えてもらうシーンがありました。 OpenAIの人が 「今から紙に書く算数の問題の解き方を教えてね。回答を教えるんじゃなくて、回答へたどり着くための道筋を教えて」 とお願いするんですが、その人が算数の問題を書く前にChatGPTが 「オッケー、その問題ね」 と答えてしまう場面があります。 「まだ書いてないよ」とOpenAIの人が突っ込むと、 「おっと~、張り切りすぎちゃった!」 と返してきます。...
